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2014年1月11日 パチンコ店「DAIICHI」ホールイベント

日程

日付開始時間会場出演者
2014年1月11日(土) 13:00 DAIICHI本店(大阪市西成区) 神谷明さん
15:00 DAIICHI平野店(大阪市平野区)
17:00 DAIICHI住之江店(大阪市住之江区)
19:00 DAIICHI東梅田店(大阪市北区)

はじめに

 イベントの撮影について

実に驚いたことに、何とこのイベント「写真・動画撮影全面OK!ネットへの掲載もご自由に!」とのこと。神谷さんいわく「減るもんじゃないし…」との大変太っ腹なお言葉!…お心の広さに大変感激いたしました。

お言葉に甘えまして、以下では撮影した写真も交えながら、イベントの様子を紹介させていただきます。

イベントの流れ(各店舗30分程度:時間は目安です)

  1. イベント開始前に、先着15名にサイン色紙をプレゼント
  2. (10分)フリートーク(店舗ごとに若干内容が異なりました)
  3. (7分)観客からのリクエストによる台詞実演
  4. (10分)ホール内巡回+遊戯中のお客さんへの気合注入
  5. (3分)締めのトーク(店舗によっては再び実演がある場合も)

サイン色紙

神谷さんのサイン

あらかじめご用意されていたサイン色紙をイベント前に手渡ししていただくという形でした。

各店舗15枚ずつ…ということでしたが、ラストの東梅田店では希望者が多かったため、なんと急遽5枚を追加してお渡ししていただけることに!
こういう細やかな心配りにも、神谷さんのファンサービス精神がひしひしと感じられて、大変胸が熱くなりました。

色紙の内容(右下のイラストなど)は四店舗とも同一で、他のホールイベントでも使用されている色紙と同様のものかと思われます。

…あまりに感激したので、今はお写真と一緒に額縁に入れて部屋に飾っています(笑)(^_^*)

13:00~ DAIICHI本店

 本店タペストリー

土地勘もない場所だったので、どこだろう…と思いつつ付近まで来ると、壁一面に貼られたタペストリーが!
道行く人の目にもよく留まるような派手さで「声優 神谷明さん 来店!」とバーンと打ち出されていて、なんだか思わず感動しました。(なんと良いお写真でしょう…)

普段はパチンコ店に立ち寄る機会もないので、戦々恐々として足を踏み入れることに(笑)
カウンター横のわずかに開けたスペースに、タペストリーと同じ柄のポスターパネルと、真っ赤なステージが用意されておりました。
20分ほど前に到着しましたが、ステージの周りには既に神谷さんのファンらしき方がちらほら。

10分前くらいになると、横のカウンターでサイン色紙をお渡しします、という放送が入り、そそくさと受け取りに行くファン一同。この際にいただいたのが、上に掲載させていただいている色紙です。
…そして色紙を受け取るなり、またそそくさと元の位置に戻るファン一同(笑)

そうこうしている間に時間になり、店舗の奥から盛大な拍手とともに神谷さんが登場され、イベントが始まりました。

イベント内容

DAIICHI本店

まずは「声優になったきっかけ」について。高校演劇からテアトル・エコーへの入団、そしてバビル2世で主役をいただくまで…先輩方のエピソードも交えつつ、お話してくださいました。

次は「北斗の拳の面白話」…ということで、「アタァ!」の誕生秘話に。その後、声優さんの「声量」のお話になり、「マイクの前では舞台と同じくらいの声量で演じている」など、TVの前ではわからないようなことも、実演を交えて楽しくお話してくださいました。

台詞実演は、毛利小五郎(名探偵コナン)、佐藤茂(ポヨポヨ観察日記)、竜崎一矢(闘将ダイモス)、流竜馬(ゲッターロボ)、冴羽獠(シティーハンター)、面堂終太郎(うる星やつら)、ケンシロウ(北斗の拳)でした。
昔懐かしのアニメも飛び出しましたが、キャラ名や必殺技名も交えてサッと実演してくださるので、昔のキャラでもきちんと覚えていてくださるものなのだなあ…!と大変胸が熱くなりました。

15:00~ DAIICHI平野店

DAIICHI平野店

お話もとても流暢で楽しい神谷さんですが、その喋りはラジオで鍛えられた、というお話に始まり、本店と同じく「声優になったきっかけ」の話へと移りました。同じテーマと言っても、全く同じ内容ではなく、先輩の厳しい忠告を前向きに受け止めた、ポジティブさ溢れるエピソードなど…新たなお話も聞けて嬉しかったです。

続いて「北斗の拳の面白話」ということで、力を込めて掛け声を演じるために「亜倒(アトゥ)!」など漢字を当てはめていた、というお話に。他にも、収録の最後に「終わった~!」という掛け声を入れたという話を講演会で言ったら、トリビアに投稿され、特集されることになった、という驚きのエピソードもありました(笑)

台詞実演は、冴羽獠(シティーハンター)、鳥坂先輩(究極超人あ~る)、クロード(未来警察ウラシマン)、キン肉スグル(キン肉マン)でした。

有難くも指名していただけたので、「ま~かせて!」聞きたさに鳥坂先輩をリクエストさせていただいたのですが、実演の後、あ~るでの塩沢さんの演技のお話になり、共演された舞台のお話になり…。しかも最後に、とても優しいお声で「今でも兼人に会いたいですね…。大好きだったから」なんてお言葉をいただいたものだから、思わず目頭が熱くなってしまいました。本当に…本当に嬉しかったです。(詳しくは下のトーク書き起こしをご覧ください)

鳥坂先輩に続いてのクロード(こちらは榎本氏リクエスト)でしたが、この流れには神谷さんも「嬉しい!誰も知らないかも(笑)」とのコメント(笑)30年前のアニメだし…なんて不安もなんのその!実演を聞けば、クロードのことを覚えてくださっていたことがはっきりとわかって、嬉しさに思わず舞い上がりました。「ルードビッヒ、って役を塩沢兼人さんがやっていてね…」と付け加えてくださったのも嬉しくて、知ってます知ってます!と言わんばかりに、盛大に首を振っていました(笑)

17:00~ DAIICHI住之江店

 DAIICHI住之江店

前の二店舗と同じく「声優になったきっかけ」のお話から始まり、続いて「北斗の拳」での面白話に。平野店と同じく「掛け声」についてのお話でしたが、今回はケンシロウでなく、雑魚キャラの断末魔が中心でした。千葉さんが「チィ~!バァア~!!」を入れ込むも、NGになったというあの有名なお話も(笑)

台詞実演は、冴羽獠(シティーハンター)、ケンシロウ(北斗の拳)、里中智(ドカベン)、面堂終太郎(うる星やつら)、リュウケン(DD北斗)、キン肉スグル(キン肉マン)でした。締めのトーク時にも、三鷹瞬(めぞん一刻)を実演されるなど、最後までファンサービスで盛り上げてくださいました。

ちなみに、里中をリクエストしたのは私です(笑)お話の中では、当時、里中の人気が凄く、バレンタインのときにはチョコが800個(!)届いた…なんてエピソードも。

19:00~ DAIICHI東梅田店

DAIICHI東梅田店

ついに最後の店舗まで追いかけてきてしまいました(笑)

特に印象深かったお話は、「昔は自分のオンエアを見るのも嫌だったが、『うる星やつら』の頃から楽しくなりはじめた」というエピソードでしょうか…。「100点を取ろうとするんじゃなく、今の自分に1点ずつ積み上げていって、自分を褒めていくようにしたことで、楽しく演じていけるようになった」という、神谷さんのポジティブさや、常に演技を追求していく姿勢が強く感じられるお話で、とても心に響きました。

北斗の拳のオーディション時のお話について、神谷さんと古川登志夫さんとで違っている(古川さん談「オーディション時にアタタタタをやった」「原作を熟読していた神谷さんには勝てなかった」神谷さん談「オーディション時は掛け声を自由に出しただけ」「当時、原作は未読」「アタタタタを知ったのは第一話の台本を見たとき」)のがず~っと気になっていましたが、「あれは古川さんの記憶違い!」とバッサリ(笑)
心の中のモヤモヤが解消されてスッキリ…って、コレでいいんでしょうか(^_^;)

台詞実演は冴羽獠(シティーハンター)、ケンシロウ(北斗の拳)、面堂終太郎(うる星やつら)、キン肉スグル(キン肉マン)でした。

最後には、写真撮影のために少しずつ体の向きを変えながら、笑顔でポーズをとってくださいました。最後の最後まで、本当にファンサービス満載な神谷さんでした!

あとがき

やはり一番嬉しく、印象に残っているのは、演じられたキャラクターをとても大切にしてくださっていたことでした…! リクエストによる実演のコーナーでは、昔の作品や、ちょっとマイナーなキャラでも淀みなく再現してくださり、「覚えていてくださっているんだ!」と大変感激しました。

そしてなんと塩沢さんのお話まで飛び出しまして…。あまりにびっくりして固まってしまいましたが、塩沢さんのお話をされているときの楽しそうな表情ですとか、優しいお声ですとか…思わず胸が熱くなってしまいました。

誰もが名前を知っているような国民的声優さんでありながらも、始終、謙虚かつ丁寧にお話してくださり、今なお一つ一つのお仕事を大切に、常に新しい演技を求めて取り組んでいらっしゃるんだな、というのがひしひしと伝わってくる、素晴らしいトークショーでした。
神谷さんも、常に笑顔で、お話も大変おもしろく、ファンを楽しませることに全力を尽くしてくださいまして…本当に楽しくて、忘れられない一日になりました。

次回があれば是非また追っかけていきます!(^_^*)神谷さん、素敵なお時間をどうもありがとうございました!

(文責:48)