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一部-続・スラップスティック

三曲続けて

ここからメンバーそれぞれがメインボーカルをとる曲へ。
『愛のリメンバー』はスタンドマイクで歌われたのに対し、こちらはハンドマイクで舞台を自由に動き回られます。
客席は手拍子しながら<●><●>←こんな状態。
感想を書こうとすると「かっこいい」「すごい」「やばい」「まじでやばい」の羅列になりかねないので冷静を装っていきます。

『少年時代(ボーイズライフ)』

ライブ向きの曲ですよね~。
LP・CDにもなっている84年のコンサートでも披露された曲ですね。(『蒼い渚』『優しい時代』『おやすみGood Night』『マイ・ガール』『愛のリメンバー』も同様)

古谷さんで特筆すべきはリズムの取り方ですかね! 私が音楽さっぱりの駄目人間なもので上手い言い表し方が分からないのですが、こう、腰の切り返し方がやばいというか(貧困な語彙)腰でリズムをとられている感じですね。
とても若い、とてもかっこいい、かっこいいとしか言えない。あれは惚れる。

紙飛行機

当時もそうだったのでしょうか?
この曲は歌詞に「紙飛行機」と入っているので、舞台から客席へと、客席から舞台への両方で紙飛行機が飛び交います。
野島さん・古川さん・三ツ矢さんはもちろん、古谷さんも歌いながら紙飛行機を飛ばされます。
(客席からの紙飛行機は私も投げさせていただきました。これは開演前、スラップスティックのメンバーへの寄せ書きを企画してくださっていたファンの方々が「少年時代のときにどうぞ」とくださったものです)

メンバーからの紙飛行機(色とりどりの折り紙)は5、6列目あたりに飛んだものが一番多かったように思います。
16日に二階席から見ていた感じでは結構奥の座席まで飛んでいたものもありました。
14日夜、下手側前列で古川さんを見ていると、曲が終わるまでは舞台に残っている紙飛行機を拾って客席に投げてくださいます。嬉しいな~。
こういう双方向のつながり、というのが、本当に嬉しかったコンサートです。

他の方はあいにくチェックをもらしてしまいましたが、古谷さんは登場時から紙飛行機をジーンズの尻ポケットに数個入れていらっしゃいました。
なおこの紙飛行機については、16日に古谷さんから「メンバーのサインが入ってます。ゴミ箱に捨てないでね(笑)」との話がありました。

『蒼い渚』

静けさから始まってがつんと舞台と客席とでノれる曲。三ツ矢さん、本当に声がきれい!
三ツ矢さん以外のメンバーのコーラス部分、高いパートをいかれたのはどなたなのかな~と思っていましたが、順当に考えて古谷さんでしょうか。

『優しい時代』

これも好きな曲だったので嬉しかった。
まっさらな状態で観ようとセットリストを見ていなかったので、どの曲もイントロがかかるたびに「うわー! あの曲だー!」とテンションが上がりました。
古川さんの歌って『古川節』と言ったらいいんでしょうか、独特の節回しがあって好きです。
あれっ? レポじゃなくて感想になってますね。すみません。

MC

野島さんの歌にいく前にMCを挟みます。

14日と、野島健児さんがゲストの16日では流れが違うため、こちらも分けて書きます。

14日昼

「昔は三曲続けてってできなかったよね」
「楽器持ってたからね」
当時はMCを挟んでいる間に次の曲のコード表を確認していらしたそうです(笑)

曲紹介はリーダーから。

野島「古谷徹『少年時代』、三ツ矢雄二『蒼い渚』、古川登志夫…」

でちょっと詰まって、「『優しい時代』でした」と続ける野島さん。
間が空いたときに、古谷さん(?)が「優しい時代」と口添えたり、古川さんが「厳しい時代?」と茶々を入れたり。茶々を入れる、というか、面白がって混ぜ返す感じ。

コンサートを通して、古川さんっていわゆる「俺が俺が」タイプではなく、後方で微笑んでいらっしゃる方だなという印象を受けたのですが、要所要所でご本人のかわいらしさが覗くんですよね。
まあハイライトは先述のシーズーのくだりですね…。あれはね……萌えましたね正直…。

14日はこの後『LADY FISH』へ。

16日

曲紹介ののち、
野島「昔は(アフレコ現場で、息子さん方が)『野島さんの息子さん』って言われてたのに、今じゃ俺が『野島さんのお父さん』って言われる」
というトークを挟んで、上手から特別応援ゲストの野島健児さんが登場されます。

古谷「よく(スラップスティックの)コンサートきてたよね」
健児「(そのおかげで)歌詞見なくても一緒に歌えるんですよ」
というやりとりから、スラップスティックのメンバーは皆健児さんを小さいころから知っているという話へ。

健児さんエピソード

流れの形で覚えていないので順不同で列挙します。

古谷「(幼い健児さんと)遊んだことある。楽屋にもきてたよね」

古川「ゼロ歳のとき抱っこしたことある」

三ツ矢「昔はいっぱい遊んであげたのに今ぜんぜん遊んでくれない」
野島「雄二と遊んじゃいけない」
三ツ矢(野島さんを振り向いて)「どういう意味!?」
ちょいちょい挟まってくるグレーゾーンネタ。

三ツ矢さんが幼い健児さんを「高い高い」したという思い出話→今なら逆にしてもらう立場かな→「(体重的に)持ち上がらない」とオチをつける野島さんでした。

『LADY FISH』

深みのある低音が朗々と響きます。いい声~。
サービス満載で、野島さんは舞台をゆっくり歩きまわりながら客席へ投げキスをされます。ノックアウトされますねあれね…。

投げキスをされるのは野島さんだけで、コーラス隊の3人は不思議な動きをされています。ゆらゆら~っと上下に動いたり、腕を前方と後方でゆらゆらさせながら舞台をゆっくり横方向に移動したり。
古谷さんか三ツ矢さんいわく、魚の躍りだそう。(ああ、LADY “FISH”だから)

ちなみに上下運動について、古谷さんと古川さんはほぼ同じペースで、三ツ矢さんだけが明らかにスローテンポ。
後で理由を問われた三ツ矢さん、答えは「膝が痛いから」。
無理はしないでくださいね…!

16日

せっかく健児くんがいるんだから、とわいのわいのやって、親子共演。

野島「俺一番やるからお前二番な」

客席から拍手と歓声が起こります。
舞台では、野島さんが皆から「何でばらすの」と怒られていらっしゃいます(笑)

『LADY FISH』、野島さんの投げキスもコーラス隊の魚の躍りも健在。
宣言通り、一番は野島さん、二番は健児さんがメインボーカル。
健児さんは野島さんが一番を歌われている間は魚の躍りに参加。

二番の最後のところはお二人で歌われ、腕をクロスさせてお互いのマイクで歌う演出。

ちなみに歌われている最中、健児さんのほうも投げキスをされます。
終わったあと、皆が健児さんに「(歌)うまいね~」と感嘆の声。
「投げキスも慣れてる」と古谷さん。
健児さんがためてためて、からの投げキスなのに対し、「野島さんなんかすぐ投げちゃう(タメがない)のに」。(客席笑い)
「(野島さんの投げキスは)安売り」ってな発言も飛び出していました。