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- 2013年9月13日~16日 スラップスティック・リメンバーコンサート
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一部-ゲスト(14日)
予定では一部は50分間となっており、スラップスティック20分・特別ゲスト30分の構成です。(14日昼日高さんの発言による)
……改めて書き出してみてびっくり。す~っごく内容が濃かったものだから、もっと長かったのではと思っていました。
※MCの内容が一曲目と二曲目の間のものだったのか、三曲目と四曲目の間だったのか、はっきり覚えていません。
順不同でいきます。
14日・バナナフリッターズ
スラップスティックのメンバーと入れ替わりに特別ゲストのご登場です。
『バナナフリッター』
確か、歌いながら出てこられた…んだったかな?
山寺さんは洒脱だし、日高さんは可愛らしいし、関さんはS.S.D.S (ゲームにCDにイベントにと多様に展開する「Super Stylish Doctors story」の略。主宰は私が声優さんに転がるきっかけとなった速水奨さん)のイベント映像で観る関さんそのままだしで―――すごい! ナマだ! 目の前だ! と大興奮だったので、やっぱり記憶からすっぽ抜けています^^;
立ち位置と衣装
立ち位置は、下手側から
山寺さん・日高さん・関さん
の順番。
衣装は、
- 色違いのジャケット(山寺さんが緑・日高さんが赤・関さんが青)
- ジャケットと同色のスラックス(山寺さん・関さん)
- ジャケットと同色のミニスカート(日高さん)
- おそろいのインナーTシャツ
- 山寺さんのみTシャツの上に黄色と緑のチェックのベスト
- おそろいの白のハイカットシューズ
ジャケットは関さんだけ腕まくり。「らしい」です。
日高さんのスカートはサイドがリボン状になっていてかわいい!
シューズの紐は、日高さんだけ赤色です。
Tシャツについて
中のTシャツは白地で、前面にバナナが描いてあります。
これは山寺さんのご友人が偶然にも来年売り出す予定だというのを聞きつけられた山寺さんが、今回のコンサートにちょうどいいじゃないかと用意されたものだそうです。
(MC内で「来年には一般に発売されます」という宣伝もありました)
MC
はじめに
- 客席への挨拶
- 最初の客席アンケート(「バナナフリッターズが目当ての人?」)で結構手が挙がっていて嬉しかったという感想
- 山寺さんだったかな? wikipediaで「バナナフリッターズ」を検索してみたが大した情報は載っていなかったという話
楽器
当時、バナナフリッターズのようにボーカルのグループは複数あったけれど、スラップスティックのように自分たちで楽器も演奏するグループは珍しかったそう。
今回スラップスティックが楽器おいてくれてよかったよね、という話になります。
バナフリはボーカルグループだったので、もしスラップスティックが楽器を演奏するならばオケで歌わなければならなかったためです。
バックバンドの方々を振り向き、「ありがとうございますーっ」と頭を下げられます。
再結成
日高さんは還暦になったときには「バナナフリッターズ再結成」をされるおつもりだったそうです。
それが、今回三ツ矢さんから声をかけてもらったおかげで、前倒しで再びバナナフリッターズとして皆さんの前に立てました。とのこと。
(確かこのあたりのお話は、コンサート前に、公式動画だったか三ツ矢さんの方のインタビューだったかで明かされています。)
三ツ矢さんから話があったことを伝えると、山寺さんも関さんも「やろう!」と言ってくれたので話が進みました。
と今回のゲスト参加について歯切れよく話してくださいます。
日高さんは、関さんがYESと言ってくれるか心配されたそうですが、OKだったのでほっとされたそう。
これについて日高さん、関さんの方を向いて
日高「一曲だけだと思ってたでしょ」
関「思ってた」
苦笑じみた表情で頷く関さん。そう思ってOKしたところが、実際は四曲もあります。
日高「私びっくりしたのがね、ゲストっていうから一曲だけだと思ってたのに、30分も時間があるの」
ゲストというか、ジョイントコンサートって感じだね、と3人のどなたか。
勝平さんの話(昼の部)
山寺「そういえばwikipedia見てたら山口勝平が加入したがってたって話が載っててさ」
「入りたいって言ってたね~!」と盛り上がる三人。
でもきっぱり断ったそうです。
日高「バナナフリッターズは大人のグループだから! って(笑)」
このとき関さんが喋れないくらい爆笑してて、どうもツボに入ったらしくて大変かわいらしかったです…(笑)
勝平さんネタを結構引っ張って、最後は山寺さんが「これバナフリのコーナーだから」と収拾されていました。
このあたりは完全に勝平さんイジりトークと化していたなぁ(笑)
バナナフリッターズの由来について
共演したお芝居の中で出てきた料理・バナナフリッター(バナナの天ぷら)から。
複数だからズ。
命名は山寺さんだったそうですが、本人はまるで覚えていなかったというオチ。
バナフリのトーク、歯切れがよくてちゃんとオチもあって、うまいなぁ~。
還暦
当初の予定どおり、三人が還暦を迎えるときにはまたコンサートやりたいね、という話が出ました。
ただし全員が同い年という期間は非常に短く、最年少の関さんのお誕生日(6月11日)から山寺さんのお誕生日前日(6月16日)のたった6日間!
誕生日が詰まっているため、還暦記念ライブはこの間でやらなきゃね~ときゃっきゃするバナナフリッターズ。
その年はバナフリウィークですから、と山寺さん(日高さん?)。
予定空けて待ってますね!
CD
バナナフリッターズ名義で発売されたCDは何枚かあります。
持ってらっしゃる方いらっしゃいますか? と客席アンケート。話を振られたのは日高さん? 山寺さんでしたでしょうか?
ぱらぱら手が挙がります。
山寺さんが「今だったらオークションで安く手に入るんじゃない?」というような発言。
それから、
山寺「でも今回(再結成したから)ちょっと値段上がるかも」
ロサンゼルスで収録
二番目に出されたCDは『BANANA FRITTERS Ⅱ』。ロスでの収録となったこのCD、様々なエピソードが披露されました。
日高「曲を収録したのが1991年9月のX日からY日(日付忘れました)だったので、22年前(?)のこの日には、バナナフリッターズはちょうどロサンゼルスにいたんです」
直後に「だから何だって話ですが(笑)」とメンバー内で突っ込み。
西新宿(昼の部)
CD『BANANA FRITTERS Ⅱ』のジャケットはロサンゼルスで撮ったものだそう。
山寺「西新宿に見えるけどね」
日高「なぜか西新宿に見えるんだよね」
ロスのはずが西新宿に見える、という話題でひとしきり盛り上がるバナナフリッターズ。
この話は昼の部です。
almost30(夜の部)
夜の部では、当時20代後半だった日高さんが、
日高「向こうでは29歳ってalmost30って言われるのよ。ほとんど30って(笑)」
ほか、収録現場のスタッフは現地の人なので、日本人の歌の上手い下手はわからないだろうと安心できた・こちらも向こうの言葉がわからないので、皆「とりあえずYESYESって言っとけ」という具合だったという話など。
山寺さんと英語(昼の部)
当然ながらアメリカは日本語ではなく英語が公用語なので、その面での苦労(?)もあったそうです。
山寺さんについての話を日高さんが披露。
ロス行きの飛行機の中で
機内サービスでコーヒーを頼みたかった山寺さん。
コーヒー、では通じないだろうから、「coffee (カフィ)」とそれっぽい発音でアテンダントさんに言ってみると、供されたのはコーラ。
現地で
バーボンソーダを(またもそれっぽい発音で)注文したのに、店員さんに「パードゥンパードゥン」と訊きかえされる。
日高「何度も訊きかえされてキレてたよね」
山寺「いや忘れた」
すっとぼけでしょうか(笑)
MCから曲へ
有名になれるかも?
バナナフリッターズとして出したCDには有名な先生方も参加されていました。
日高(二人に向けて)「あ、もしかしてこれで私たちも? って思わなかった?」
山寺&関「思った」
日高(客席に)「でも実際は何もありませんでした(笑)」
日高「次の曲は二曲とも秋元康さん作詞・後藤次利さん作曲の曲です」
あのAKBの作詞もしてた……と山寺さん。
二曲続けて
曲名の紹介のち、
『プラトニックじゃ我慢できない』
『バナフリラ』
日高さんが「次のダンスはさすがに還暦ではできないと思います」と先におっしゃったとおり、激しいダンスナンバーの曲!
ステージ狭しとばかりに駆けて跳んでキックしてポーズ決めて、格好いいです。
かなり舞台ぎりぎりまで来られるんですね。モニタースピーカーに足をかけたりもされて。
キックは三人ともすごく脚が上がります。
ちょうど昼の部、正面寄り上手側だったもので関さんが一番よく見えました。あれはドキッとしたなぁ…。
バナフリラ
長めのギターソロがある曲です。このソロパートを、ギターの方が舞台の客席近くまで出て来られて弾かれます。
終わって定位置に戻られる際、山寺さんとすれ違われるんですが、そのとき山寺さんが軽く会釈をされていてすごくいいなと思いました。
感想
私はつくづく実感しました。
ああ、このコンサートにきて年齢の話を持ち出すのは野暮だなって(笑)
50代の方がどうこう、じゃないんです。山寺さんと日高さんと関さん、バナナフリッターズが歌って踊っているんです。これに何の不思議があるものかと考えるようになりました(笑)
スラップスティックにしろ、16日の水島さんにしろ、ほんとにもう、エネルギッシュです。
MCから最後の曲へ
お水タイム
上着てるの暑いから、ということでジャケットを脱いで後ろに置きに行く山寺さん。小さいテーブルにお水が用意されているので水分補給も兼ねてワンブレイク。
日高さんもさっとお水へ。
関さんも続こうとされるんですが、
日高「関ちゃん繋いどいて^^」
そりゃそうだ(笑)三人しかいないのに関さんまで来ちゃったら、誰が場を繋いでおくのかって話になりますからね。
しかし残念ながらいまいち繋げない関さん(爆笑)
どうなるのかと思いましたが、日高さんがすぐに戻ってきて話を始めてくれます。優しい(笑)
ベルト留め直し(昼の部)
山寺さんがジャケットの下に着ているベストの飾りベルトが外れていて、関さんが留め直すという一幕も。
踊っているうちに外れたのか、もともとベルト穴に通しきれていなかったのかな?
脇パッドの話(昼の部)
日高「あ、山ちゃん。ちゃんと脇パッドとった?」
何の話かと思う客席へ、
日高「山ちゃん一日目は脇パッド外すの忘れて出ちゃったんですよ」
と暴露(笑)
山寺「今本番だから。リハーサルじゃないから(´Д`;)」
と止める山寺さん。皆お金払ってきてるんだから、と。
いや、こっちは暴露話は大歓迎ですけどね?(笑)
ダンスについて
日高さんが一人で踊っている動画が、山寺さんと関さんの携帯に入っているそうです。前に鏡がある場所で後ろから撮ったもの。
二人はその動画で、日高さんはかつて発売されたVHSで練習されたのだそう。
ラジオ番組で放送禁止用語(夜の部)
日高さんのラジオ番組にお二人が出演された際のエピソード。
日高「関ちゃんが放送禁止用語を言っちゃって、その後終了までほとんど喋らなかったんですよ(笑)あ、放送禁止用語って言っても下ネタじゃないんですけど」
リスナーから届いた似顔絵を紹介するという冒頭のコーナーで、ご自分の似顔絵を見た関さんがぽろっと……当時は髭を生やしていらしたそうで「俺浮浪者みたいだな」と。
(どんな発言だったかは最後まで伏せられるのかと思いきや、日高さんがすぱーんと暴露。山寺さんは止めていらっしゃいました)
関「直後にスタッフが入ってきて、申し訳なさそうに『関さん、これラジオなので、そういう発言はちょっと…』って」
日高「あの後ずっと大人しくしてたよね(笑)」
NACK5でのラジオドラマ(夜の部)
暴露話は続きます。
三人が出演しているラジオドラマで、「台本はあったが、毎回その一部が空いていてアドリブを入れる箇所があった」というドラマがありました。
「BBQに何を持って行く?」という流れで、ホタテや肉が出たあとに―――
日高「関ちゃんが『しじみ!』って元気よく言ってさ(笑)」
しじみ(笑)客席も笑います。
今思い出してもおかしいのか、この話のときの日高さんは笑いっぱなしでした。
日高「それ網からこぼれちゃうから(笑)」
関さんは言い直されるものの、
日高「次に言ったのが『あさり』。ちょっと大きくなったけど(笑)それで山ちゃんが『はまぐりだろ!』って言って(笑)」
関さんは「そうそう!」と頷かれ、やっと決着がついたものの、日高さんは笑いすぎて次の自分の台詞を言うのに支障をきたされたとか(笑)
日高「21年やってきて笑いで台詞が言えなくなった危機感はあれきりです(笑)」
この話の流れでだったかな? 関さんが「(自分は日高さんの)運命の人だよね」っておっしゃったんですが、山寺さんがズバーッと「悪い方のね」とぶった切っていらっしゃいました(笑)
告知(夜の部)
13日公演からゲスト出演されていたバナナフリッターズは、14日夜公演が最後の出演。
ということで今後の予定の告知タイム。
山寺さん
映画「あさひるばん」に出演します。松平健さんと同級生(?)役です。
29日のテレビ番組でモノマネ、すごいやつをやります。
日高さん
お芝居「誤認の女」。一番若いです。私が一番若いってすごいよね。
関さん
ドラマティックカンパニーのお芝居。今回は会場がとれなくて狭いアトリエになりました。
『タイムマシンにお願い』
カバー曲なので皆さんも聞いたことがあると思います。よければ一緒に歌ってください。ということで、最後の曲は『タイムマシンにお願い』。
手拍子やペンライトなど客席もノリノリで、サビの部分はお客さんも一緒になって大合唱。
サビの「タイムマシンにお願い」は何回か繰り返しなので、山寺さんが「あと○回!」と声をかけてくださいます。
会場が一体となって、鳴りやまない拍手の中、幕が下ります。
15分休憩へ。